カンボジア旅行にスマートフォン、デジカメ、ノートパソコンなどを持っていく方は多いのではないでしょうか。
また、普段使っているヘアアイロンやドライヤーを持参したいと考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、世界中で日本と同じコンセント形状や電圧が使用されているわけではありません。
旅行先によっては変換プラグや電圧変換器が必要な場合があります。特に、カンボジアのような東南アジアの国々では、日本とは異なる規格が一般的です。
この記事では、カンボジアのコンセント形状や電圧について詳しく解説します。これからカンボジア旅行を計画している方はぜひ参考にしてください!
カンボジア旅行の際に知っておきたいコンセントと電圧の基本情報
カンボジア旅行を計画する際、現地のコンセント形状や電圧について事前に知っておくと、電化製品の使用や充電がスムーズです。以下では、カンボジアの電力事情について詳しく解説します。
カンボジアのコンセント(プラグ)形状
カンボジアで使用されている電源プラグは、主に タイプA、タイプC、タイプG が使われています。
タイプA
・形状: 平行に並んだ2本のフラットなピン。日本と同じ形状のため、日本のプラグがそのまま使用できます。
・特徴: 日本の家電製品と互換性があるため、特別な変換プラグは不要です。
タイプC
・形状: 丸型の2本のピンが平行に並んだ形状で、ヨーロッパやアジアの多くの国で使われています。
・特徴: 日本のタイプAとは異なる形状のため、変換プラグが必要です。
タイプG
・形状: 長方形の3本ピンで、主にイギリスやシンガポールで使われるプラグタイプ。
・特徴: タイプAやCとは異なるため、変換プラグが必須です。
注意点
一部の宿泊施設では複数のプラグ形状に対応したコンセントが設置されていますが、念のため変換プラグを持参すると安心です。
カンボジアの電圧と周波数
つぎにカンボジアの電圧と周波数をご紹介します。
電圧
電圧: カンボジアの電圧は 230V(±10%)、周波数は 50Hz です。
日本の電圧(100V)とは異なるため、日本製の家電を使用する際には注意が必要です。
電圧対応の確認
最近の電子機器(スマートフォン、ノートパソコン、カメラの充電器など)はほとんどが 100V〜240V対応 です。そのまま使用できますが、念のためデバイスや充電器の対応電圧を確認しておきましょう。
日本の電化製品をカンボジアで使うための準備
カンボジア旅行が決まったら以下のようなアイテムをご紹介します。
電圧変換器が必要な場合
日本の電化製品の中には、230Vに対応していないものもかなり多くあります。
- ヘアドライヤー
- ヘアアイロン
- 電気シェーバー
対応していない場合、故障や火災の原因となる可能性があります。
解決策: 電圧変換器(トランスフォーマー)を使用すると安全です。
プラグ形状変換アダプターの準備
・日本のタイプAプラグがそのまま使用できる場合もありますが、タイプCやタイプGのコンセントに適合する変換アダプターが必要になることがあります。
・解決策: タイプA、C、Gのすべてに対応する変換アダプターを用意しておくと便利です。
便利な変圧機能付きマルチタップ
海外旅行の際、変圧機能付きのマルチタップを持参すると便利です。これにより、ホテルの部屋で複数の端末を同時に充電したり、100Vに変換して日本製の電化製品を使うことができます。これ1台で、さまざまな国の電圧に対応できるので、海外旅行が多い方には特におすすめです。
モバイルバッテリーを持っていくかも検討しよう!
海外旅行に欠かせないスマホやタブレットはバッテリーが切れてしまうと全く役に立たなくなってしまいます。
普段より外にいる時間が長く、充電する機会の少ない海外旅行では万が一に備えてモバイルバッテリーを持っていこうと思っている方も多いのではないでしょうか。
そんなモバイルバッテリーですが、リチウムイオン電池を使っており、衝撃に弱く過去には機内で発火したこともあり、モバイルバッテリーを機内の預入れ荷物に入れる事は禁止されています。
ただ、預入れ荷物はダメですが、一定の基準を満たしたものは手荷物として機内に持ち込むことは許可されています。
以下にてモバイルバッテリーについてご紹介しておりますので併せてご確認ください。