バンコクは日本から近く、在住日本人の数が世界で2番目に多い都市です。
旅行先としても多くの日本人に愛されていますが、近年では留学生も急増しており、勉強を目的でタイで生活をスタートするという方もますます増えています。
今回は、バンコク留学が人気の理由や、バンコクで留学生活を始める際に必要なスマホやSIMカードについて詳しく解説していきます。
バンコク留学を考えている方に役立つ情報が満載ですので是非チェックしてみてください。
バンコク留学が人気の理由
常夏の気候で過ごしやすく、優しい人々が魅力のバンコクですが、留学先として選ばれる理由はそれだけではありません。
以下にその主な魅力を挙げてみますのでご確認ください。
1.留学費用を抑えられる!
海外留学は長期になればなるほど、生活費や学費が負担になります。しかし、バンコク留学の場合は、以下の理由で費用を大幅に抑えることが可能です。
・物価が安い:食事や交通費、生活用品のコストが他の留学先に比べて非常に低いです。
・日本との航空券が安い:格安航空会社を利用すれば、日本からバンコクまでの往復航空券もリーズナブルです。
これにより、英語圏の留学先よりも大幅に安い費用で海外留学を実現できます。
2. タイ国内や近隣諸国への旅行が楽しめる!
タイは観光地が豊富で、国内だけでも訪れたいスポットが多数あります。例えば:
・プーケット:美しいビーチリゾートで、リラックスした休日を過ごせます。
・チェンマイ:文化的で自然豊かな北部の都市。象との触れ合いも人気です。
・アユタヤ:歴史的な遺跡群が楽しめる世界遺産。
さらに、バンコクからは近隣諸国へのアクセスも簡単です。シンガポール、ベトナム、マレーシア、ラオス、カンボジアなどの国々に、安価な航空券で短時間で行けるため、留学中に異なる文化を体験することが可能です。
3.英語だけでなくタイ語も学べる
タイの公用語はタイ語で、街中やローカルエリアではタイ語が主流です。バンコクでは英語が通じる場所も多いですが、ローカルな体験をするためにはタイ語が役立ちます。
・タイ語を学ぶ機会が豊富:語学学校や現地の人々との交流で自然に学べます。
・英語とタイ語の両方を学べる環境:国際的な講師が在籍する語学学校が多く、質の高い英語教育を受けながら、タイ語も学べる一石二鳥の環境です。
バンコク留学のメリット
色々な留学先がありますが、その中でも特にタイのバンコクが留学先として選ばれるメリットについてご紹介いたします。
現地の生活環境が整っている
バンコクは国際都市として発展しており、モダンなショッピングモールや多彩なレストラン、清潔な公共交通機関が整備されています。留学生にとっても住みやすい環境が整っています。
・食文化が豊か:屋台で気軽に楽しめるタイ料理や、日本食レストランも多数あり、食事に困ることはありません。
・交通の利便性:BTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)を利用すれば、快適に市内を移動できます。
現地SIMカードや通信事情も便利
留学生にとってスマホは欠かせないツールです。バンコクでは、現地SIMカードを簡単に契約することができます。例えば、ベリーモバイルのような日系の通信会社を利用すれば、安心して日本語で手続きができ、留学生活をスムーズにスタートできます。
異文化体験が豊富
タイの文化や伝統に触れる機会が多く、週末には寺院巡りやマーケットでの買い物、伝統舞踊の鑑賞など、ユニークな体験が楽しめます。また、友好的なタイの人々との交流を通じて、多くの学びを得ることができます。
バンコク留学に向いている人
・留学費用を抑えたい人
・英語だけでなく、もう一つの言語(タイ語)も学びたい人
・異文化体験を楽しみたい人
・観光や旅行が好きな人
バンコクの語学留学にはどのくらいの費用が掛かる?
バンコクに語学留学を考える際、多くの方が最初に気になるのが費用です。
語学学校の学費から生活費まで、費用感はさまざまですが、ある程度の目安を知ることで留学計画を立てやすくなります。以下では、バンコク語学留学に必要な費用について詳しく解説します。
1.学費:語学学校の費用
語学留学の中心となるのが語学学校の学費です。どの学校を選ぶかによって費用は変動しますが、1か月の学費の目安は5万円~10万円程度と考えておきましょう。
学校選びのポイント
・EDビザ取得可能な学校を選ぶ
バンコクでは、語学留学用のEDビザ(Education Visa)をサポートしてくれる学校があります。ビザを取得することで長期間の滞在が可能となり、安心して学業に専念できます。
・自分の学びたいスタイルに合った学校を探す
少人数制でしっかり学びたい、または交流を楽しみながら学びたいなど、自分の希望に合った学校を選ぶことが重要です。
2. 生活費:住居費と日常費用
バンコクでの生活費は、自分のライフスタイルや選ぶ住居によって大きく変わりますが、10万円~20万円程度が目安です。
ここでは、具体的な内訳を見ていきましょう。
住居費
・安価な物件の場合(8,000~10,000バーツ/月)
地下鉄(MRT)沿線やバンコク中心地から少し離れた地域では、比較的安い物件が見つかります。シンプルなワンルームアパートでも十分快適に過ごせます。
・中級~高級物件の場合(15,000~30,000バーツ/月)
BTS沿線や中心地の便利なエリアでは、セキュリティや設備が整った物件が多いですが、その分費用は高めです。
部屋探しのコツ
・タイの物件探しアプリを活用
タイ人が利用する不動産アプリを使えば、多くの物件情報を手に入れることができます。おすすめのアプリには「DD Property」や「Baan Finder」などがあります。
・エージェントを利用
タイ人エージェントに頼むと、希望条件に合う物件を効率的に探してもらえます。やり取りはLINEを使い、英語での対応が可能な場合が多いです。
食費・日常費用
バンコクでは、ローカルな生活を楽しむことで、生活費を大幅に抑えることができます。
・ローカルレストランや屋台を利用:1食50~100バーツ(約200~400円)程度で美味しいタイ料理を楽しめます。
・カフェや西洋料理:150~300バーツ(約600~1,200円)程度で外食できます。
・交通費:BTSやMRTの利用は1回20~50バーツ(約80~200円)程度で非常に経済的です。
3. その他の費用
住居や食費など以外に必要な出費に関して簡単にご紹介します。
通信費
バンコクでは、SIMカードや通信プランが非常に安価で、留学生にも手軽に利用できます。例えば、月額500~1,000バーツ(約2,000~4,000円)でデータ通信が無制限のプランを利用可能です。日系通信会社「ベリーモバイル」では、日本語でのサポートが受けられるため安心です。
娯楽費
バンコクは観光地も豊富で、娯楽費も楽しみ方次第で抑えることができます。映画館やショッピングモール、週末の観光など、費用をコントロールしながら充実した留学生活を送れます。
費用の目安まとめ
費用項目 | 1か月の目安 | 備考 |
---|---|---|
学費 | 5~10万円 | 学校選びで変動します |
住居費 | 1.5~6万円(5,000~30,000バーツ) | 地域や物件による |
食費 | 2~5万円 | 屋台やレストランの利用頻度で変動 |
交通費 | 約3,000~5,000円 | BTSやバスの利用が中心 |
通信費 | 約2,000~4,000円 | SIMカードの利用 |
娯楽費 | 約1~3万円 | 観光や週末のアクティビティ費用 |
留学費用を抑えるためのポイント
・現地の情報を活用する
タイの生活費や物件情報についてのブログやSNSを参考にすると、リアルな情報を得ることができます。
・地域を選ぶ
バンコクの中心地から少し離れたエリアを選ぶことで、住居費を抑えられます。
・ローカルな生活を楽しむ
屋台での食事や公共交通機関を利用することで、費用を節約しつつ現地文化を満喫できます。
バンコク留学に必須!「通信環境」の整備とSIMカード選び
バンコクに留学が決まったら、最初に準備するべきことの一つが「お部屋探し」です。
そして、それと同時に重要なのが「通信環境」の手配です。特にスマートフォンの通信は、現地での生活を快適に過ごすために欠かせません。
タイで使用するSIMカードの選び方は、滞在期間によって異なるため、自分に合ったプランを選ぶことが大切です。ここでは、滞在期間ごとのおすすめプランを詳しくご紹介します。
1週間程度の短期留学|旅行者向けSIMカード「TRAVeSIM」
1週間~2週間程度の短期間でバンコクに滞在する場合、旅行者向けのSIMカード「TRAVeSIM」が最適です。
このSIMカードは、8日間で6GBのデータ通信が可能なプランで、短期滞在のニーズを十分にカバーします。
TRAVeSIMの特徴
使い切りタイプ:旅行や短期滞在者向けに設計されたプリペイドSIMカード。滞在期間に応じて必要な枚数を購入するだけでOKです。
設定が簡単:SIMを挿すだけで利用可能。日本語対応の説明書付きの商品も多く、渡航直後からすぐに使用できます。
データ通信に特化:タイ国内のインターネット環境に即対応。地図アプリやSNSの利用がストレスなく行えます。
1~6か月程度の滞在|プリペイドSIMカード「ベリータイSIM」
1~2か月程度の短期留学の場合は、プリペイドSIMカードが便利です。
その中でも「ベリータイSIM」は、簡単な手続きで利用できるおすすめの選択肢です。
ベリータイSIMのプラン例
30日間/30GBプラン:月額料金を気にせず、1か月間たっぷりデータ通信を利用可能。留学中の情報収集や動画視聴にも対応できます。
90日・180日プランも選択可能:滞在期間に応じて長期プランも選べます。余計な契約の手間が省けるので非常に便利です。
プリペイドSIMカードの利点
手軽さ:契約不要で、使い切り後はそのまま捨てるだけ。短期滞在者にとって最適な選択肢です。
現地購入も可能:バンコクの空港や通信ショップで購入できるため、到着後すぐに入手できます。
1年以上の長期滞在:日本語対応の「ベリーモバイル」
1年以上の長期滞在を予定している方には、日本でもSIMカードを受け取れ、現地で日本語サポートが受けられる「ベリーモバイル」の利用をおすすめします。長期滞在に必要な安定した通信環境を提供するだけでなく、日本人向けの充実したサービスが魅力です。
ベリーモバイルの特徴
日本語対応のカスタマーサポート:現地でのトラブル時も安心。契約や操作に関する質問を日本語で対応してもらえます。
柔軟なプラン設計:滞在期間に合わせてプランをカスタマイズ可能。データ通信量の調整や追加プランなど、多彩なオプションがあります。
契約手続きの簡便さ:日本出発前にSIMカードを受け取り、タイ到着後すぐに利用を開始できます。これにより、到着後の時間を有効に使えます。
長期滞在向けの通信環境整備のポイント
長期契約プランを利用することで月々の費用を抑える。
現地でのインターネット速度や品質を重視して選ぶ。
日本語サポートがあるサービスを選ぶことで、緊急時も安心して利用可能。
SIMカードの選び方まとめ
滞在期間 | おすすめのプラン | 特徴 |
---|---|---|
1週間~2週間 | TRAVeSIM | 短期間用のプリペイドSIM、8日間/6GB対応 |
1~2か月間 | ベリータイSIM | 30日間/30GB、90日・180日プランも選択可能 |
1年以上 | ベリーモバイル | 日本語対応の長期プラン、現地サポート付き |